「健康診断では特に問題ないけれど、なんだか疲れやすい」
「体重はそれほど増えていないのに、お腹まわりが気になる」
そんな声を伺うことがあります。
実はそれ、体の中で起こっている“目に見えない変化”が関係しているかもしれません。
メタボリックシンドロームとは?
最近よく聞く「メタボリックシンドローム(メタボ)」という言葉。
これは、内臓脂肪の蓄積に加え、高血糖・高血圧・脂質異常などが重なることで、将来的に生活習慣病のリスクが高まる状態を指します。
特に注目されているのが、インスリン抵抗性と呼ばれる体の状態。
これは、インスリンというホルモンの働きが鈍くなり、血糖がうまくコントロールできなくなることを意味します。
脂肪は「中」にもたまる
脂肪というと皮膚の下につく「皮下脂肪」を思い浮かべやすいですが、
実は、筋肉や肝臓などの“細胞の中”にも脂肪がたまることがあります。
この「細胞内脂肪」が多いと、インスリンの働きが弱まりやすくなるとも言われています。
また、最近では「リピッドスピルオーバー(脂肪のこぼれ現象)」と呼ばれる仕組みにも注目が集まっています。
これは、皮下脂肪の貯蔵能力が限界を超えると、脂肪が筋肉などに“あふれて”しまう現象。
見た目が痩せている方でも、内臓脂肪や細胞内脂肪が多い場合があることが、研究からもわかってきています。
体がだるい・疲れやすいのはサインかもしれません
「しっかり寝たのに疲れが抜けない」
「なんだか体が重い、やる気が出ない」
そんなとき、筋肉のコリや骨格の歪みだけでなく、内臓の働きの低下が関係していることもあります。
整体療術院UPでは、施術後に
「呼吸がしやすくなった」
「目がスッキリ開く感じがする」
といった声をよくいただきます。
それは、骨格や筋肉のバランスが整うことで、内臓の位置や動きに影響が出ている可能性もあると私たちは考えています。
内臓脂肪の対策は、きつい運動より“日々の整え”から
内臓脂肪を減らすには、ハードな運動よりも、毎日の積み重ねが大切です。
- 姿勢を整えて呼吸を深くする
- 体のバランスを見直す
- 無理なく歩く習慣をもつ
- 睡眠やリズムの乱れに気づく
「頑張らなくても整う」方法もあるのです。
整体は医療行為ではありませんが、
こうした“体の自然な回復を促すお手伝い”ができればと日々考えています。
自分の体に、ちょっとだけ目を向けてみませんか?
「メタボリックシンドローム」や「インスリン抵抗性」といった言葉を聞くと、
自分には関係ない、難しそう…と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも「最近疲れやすいな」「お腹まわりが気になるな」という感覚があるなら、
それは体が出してくれている“やさしいサイン”かもしれません。
ご自身の体とじっくり向き合うきっかけとして、どうぞお気軽にご相談ください。
整体療術院UPでは、体の声に耳を傾けるお手伝いをしています。
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細く見えても、内側では脂肪がたまっていることも
体の声に、そっと耳を傾けてみませんか |
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整体療術院UP
新潟市秋葉区北上2-13-9
0250-22-5973
顕上義宗(けんじょうよしむね)
【この記事を書いた人】
整体療術院UP 代表:顕上義宗
新潟市秋葉区にて、体のバランスを整える整体を提供しています
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