「心臓がドキドキする」「血圧が気になる」「検診で引っかかった」
そんな方が気になっているのは、もしかすると“心臓や血管の元気さ”かもしれません
私たちの体は、全身に血液を巡らせることで、酸素や栄養を届けています
その大きな役割を担っているのが「心臓」と「血管」です。
今日はこのテーマを、運動や生活習慣との関係から、整体的な視点も交えてやさしくお伝えします
心臓と血管の基本構造
心臓は、全身に血液を送り出すポンプのような働きをしています
自分の体を休まずに支え続けている、まさに“縁の下の力持ち”です
- 冠動脈(かんどうみゃく):心臓そのものに酸素と栄養を届ける血管
- 大動脈:心臓から出た血液がまず流れ込む、太い幹のような血管
これらの血管がしなやかに働いてこそ、体のすみずみまで血が巡り、私たちは動いたり、考えたりできるのです
気になる心臓・血管の病気
心臓や血管がうまく働かなくなると、さまざまな不調につながります
以下のような病気がよく知られています
- 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞など)
- 心不全(ポンプの力が弱まり、血液をうまく送れない状態)
- 動脈の病気(大動脈瘤・解離など)
- 閉塞性動脈硬化症(足の血管が詰まりやすくなる)
- 脳血管疾患(脳梗塞・脳出血など)
どれも突然起こることがあり、日々の暮らし方や体の状態によってリスクが高まることが分かっています
動脈硬化のリスクと「見えない進行」
血管の壁が厚く・硬くなってしまう「動脈硬化」
これは、気づかないうちに少しずつ進み、ある日突然、大きな不調として現れることもあります
動脈硬化の主なリスク要因としては…
- 血圧が高い
- 血糖値が高い(糖尿病傾向)
- LDLコレステロールが高い
- 喫煙・睡眠不足・ストレス
- 運動不足 など
こうした条件が重なれば重なるほど、血管に負担がかかってしまいます
運動が「心臓と血管」にやさしい理由
体を動かすことには、こんな良い影響があります
- 血圧・血糖・脂質バランスを整えるサポートになる
- 血管の弾力や内皮機能(血管の内側の状態)を保ちやすくする
- 心臓の働きにちょうどよい刺激を与える
- 気分が前向きになり、ストレス軽減にも
ただし、すでに心疾患がある方は「安心して取り組める環境」で行うことが前提になります
心臓リハビリという選択肢
病院では、心臓や血管に問題のある方を対象にした「心臓リハビリテーション(心リハ)」というプログラムが行われています。
医師や専門職がチームで支えながら、以下を一人ひとりに合わせて進めていきます
- 運動療法
- 食生活のアドバイス
- 再発予防に向けた支援
一昔前までは「心臓に問題があるなら、運動は控えたほうがいい」と思われていましたが、今では**適切な運動こそが“再発を防ぐ手段”**であると考えられています
整体の現場から伝えたいこと
整体療術院UPには、心臓や血圧が気になるという方も来院されます
もちろん、医療的な診断や治療はできませんが…
- 「がんばらなくても整う」
- 「ちょっとした変化が、全身に広がる」
- 「体のバランスを見直すことで、呼吸や循環がスムーズになる」
そんなお声をいただくこともあります。
いきなりジョギングではなく、“今の自分”に合ったやさしい動きから始めることが、何よりの近道です
最後に
心臓や血管のトラブルは、日常生活の延長線上で進行することがほとんどです
でも逆に言えば、「日常を少し整える」ことが、未来の自分を守る力にもなるのです
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「運動と心臓の健康」「動かすことで体のバランスを整えよう」
整体療術院UPでは、体の土台を整えることで、自分らしく動ける毎日をサポートしています
「最近ちょっと気になることがある」という方は、いつでもお気軽にご相談くださいね
整体療術院UP
〒956-0861 新潟市秋葉区北上2-13-9
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【この記事を書いた人】
整体療術院UP 代表:顕上義宗
新潟市秋葉区にて、体のバランスを整える整体を提供しています
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