毎月第三日曜日は地元のお寺さんで定例の坐禅会に参加しています
今回の坐禅会での法話の内容です
◎春光日々新(しゅんこうひびあらたなり)
冬が明けて春の光が大地を温めていく季節は気持ちも明るくなっていくものです。
「春光日々新」とは、春になれば温かい春の日差しが毎日のように私たちを温めてくれるけれども、一日として同じ春の日差しはなく、一瞬一瞬が新しく刻まれた時であり、そこに生きる私たちは同じ日々を繰り返しているのではないのだということを説いています。
紀元前千六百年頃、殷という国の初代皇帝の湯王という人がおりました。その皇帝が使っている洗面器には「苟に日に新たに、日々に新たにして、又日に新たなり」と書いたものを貼り付けていたといわれます。これは先に述べた「春光日々新」と同じ意味です。湯王はこのことを忘れてはならぬと自戒の念を込めて貼り付け、顔を洗う度に繰り返し読んでおられたのです。
私たちはつい、朝が来て日が暮れることが毎日同じように繰り返されると思いがちです。しかしそれは昨日と同じ朝ではなく、全く新しい一日の始まりであるということを自覚しなければなりません。今という一瞬は繰り返された今ではなく、全く新しい今であるから、繰り返せる毎日の行いにも心を新たにして接することで、生き生きとした日々を送ることが出来るのではないでしょうか。
※今回も学び多き坐禅会でした
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【この記事を書いた人】
整体療術院UP 代表:顕上義宗
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