『活眼(かつがん)』
「活」とは活き活きとしている様をいい、「眼」はものを見る目、物事の本質などを見通す力のことです。つまり、「活眼」とは、ものの道理や見識を見抜く優れた眼力のことです。ひいては仏法の真理をしっかりと見定めている人、またはその力量のことをいいます
「活」という字は、他にもよく当てはめられ、活き活きと描かれている絵画を「活画」といい、景気が盛んな様子を「活況」といいます。「活かすも殺すも活殺自在」とは、優れた禅僧が修行僧を自由自在に悟り導く様子のことばです
東京の曹洞宗宗務庁では「朝活禅」を開催しています。情報が溢れ、常に現代社会の中で自分を見失いそうになることから、体と呼吸と心を調えることから一日を始めています。コンセプトは「しなやかでありながら、ぶれないココロ」です
坐禅は何かを求めたり、身に付けたりするためのものではありません。しかし、坐禅をすることで見えてくるものがあります。それは、自分自身の体のはたらきや心のはたらきです。そしてそれは、人の生き方や世の中を正しく見るということにも繋がっていきます。一分でも十分でも心を落ち着けることで、活き活きとした「心」と「眼」を保つことができるのです。あらためて「坐禅」をおすすめします
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私が参加している、実際の坐禅堂の様子です 整えられた空間に身を置くだけでも、 自然と背筋が伸び、呼吸が深くなっていきます |
2025年6月15日(日)
曹洞宗 福聚山 観音寺(ふくじゅさん かんのんじ)
定例の朝の坐禅会にて
新潟市秋葉区北上2-13-9
0250-22-5973
整体療術院UP
顕上義宗(けんじょうよしむね)
【このブログを書いた人】
整体療術院UP 代表 : 顕上義宗
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